「ブログを運営しているけど、なかなか取りたいSEOキーワードが取れない…」
「自社のWebサイトの記事が検索されずに困っている…」
「どうやって上位表示されるブログキーワードを選定しているのか分からない…」
この記事を訪れたあなたはこのような悩みを抱えていませんか?
せっかくブログやサイトを立ち上げて記事を書いたのに、検索エンジンに表示されないと萎えてしまいますよね。
ブログ自体がオワコンなどと噂されている理由として、正しいキーワードを選定ができずに、記事を書いてしまって、表示されないと嘆いている方が多いからです。
そこで今回は正しいSEOブログキーワードが選定できるように、基礎知識と選定方法について詳しく解説していきます。

この記事を読むことで、あなたも検索エンジンに表示させる記事を書くことができます。

ブログだけでなく、Webサイト全般的に大切な内容です。
それでは解説していきますね!
目次
SEO(Search Engine Optimization)とは

そもそもSEOって何だか分からないという方のために簡単に解説していきます。
SEO(Search Engine Optimization)とは「検索エンジン最適化」のことで、検索エンジンで上位表示させる為の施策などを行うことをいいます。
SEO施策を行い、自分が表示させたい検索キーワードで上位表示をさせることで、ユーザーが、自分のサイトに訪問してくれるようになります。
検索エンジンで調べた際に1ページに表示されるのは10記事までです。
2ページ目以降はほとんど読まれないと推定されるため、まずは1ページ目に表示させることが大切です。

逆にいえば、キーワードを選定できなければ、検索エンジンに表示させることも難しくなります。
なぜSEOブログにおいてキーワード選定が大切なのか

なぜSEOブログにおいてキーワード選定が大切なのかを解説していきます。
検索エンジン最適化を行うにあたり、様々な対策方法があります。
その中でも大切なのが、キーワードの選定と選定したキーワードをタイトル(h1)に入れることになります。
h1タグは、見出しを意味するhタグの中でも最上位の見出し(タイトル)であり、直接検索エンジンにも表示されます。

キーワード選定を間違えると、他のSEO施策をしても表示されづらくなるため、慎重に選んでいきましょう!
キーワード選定の前に抑えるべき5つのポイント


ではキーワードを選定する前に覚えておきたい5つのポイントを解説していきます。
- サイトの目的と合わせる
- ペルソナを設定しておく
- ビックキーワードについて理解しておく
- スモールキーワードについて理解しておく
- 狙うキーワードは原則1記事1キーワードが良い

こちらを1つずつ解説していきますね。
①サイトの目的と合わせる

まずは自分のサイトの目的を再確認することが大切です。
Webサイト上には、とあるジャンルに絞ったブログと、雑記ブログの2種類があります。
どちらが良いかというと、ジャンルを絞った専門的なブログの方がGoogleに評価されやすいです。
SEO施策を行うにあたり、Googleが提示する「E-A-T」を守ることが大切です。

Googleが定める「検索品質評価ガイドライン」では「E-A-T」は「ページ品質評価の最重要項目」と定義されています。
- Expertise(専門性)Webサイトが特定の分野に特化しているかどうか
- Authoritativeness(権威性)Webサイトに権威があるかどうか
- Trustworthiness(信頼性)掲載されている情報を信頼できるかどうか
これらが指標となります。
つまり、自分が狙っているキーワードと書いているブログコンテンツと運営しているブログに関連性があるかが、大切になってきます。

雑記ブログは専門性という観点で評価が低いことが理解できるかと思います。
最初のうちは1つのカテゴリーに対して特化した記事を書いていくことをおすすめしますよ!
②ペルソナを設定しておく

ペルソナとは、自分のサイトに訪れる理想のユーザー像・人物モデルを指します。
来て欲しいペルソナが選定キーワードとズレがあると、訪問者の離脱に繋がります。

キーワードを選定する時に、どんな人が検索するのかをイメージし、自分のサイトが求めるペルソナ像とマッチしていることが重要です。
③ビックキーワードについて理解しておく

ビッグキーワードとは、検索エンジンの検索ボリューム(=検索回数)が多いキーワードのことを指します。検索ボリュームの目安は月間で10,000回以上あるようなキーワードをビックキーワードといってよいです。
一般的には、検索ボリュームの大きさと比例して競合性も高くなりやすいです。
競合性が高いということは競合サイトのレベルも高くなりがちです。
例えばですが「ブログ」というキーワードは月間約368,000回検索されています。
検索トップにはAmeba(アメーバ)ブログやLINEブログなど超強力なサイトで占められています。
このような競合サイトと上位表示の競争をすることは大変難易度が高いです。
もちろん単体キーワードだけでなく、2キーワードの「ブログ ランキング」なども月間約165,000回検索されているためビックキーワードとなります。

このようなキーワードは避けるのが無難ですね。
④スモールキーワードについて理解しておく

先ほどとは対照にスモールキーワードについても解説していきます。
スモールキーワードとは検索回数が少ないニッチなキーワードを指します。
ここで大切なのは誰も検索しないキーワードを狙うのではなく、検索回数が少ないものを選定することです。
特徴として、2キーワード、3キーワードなどのロングテールキーワードになりやすいです。
もちろん単体キーワードにもスモールキーワードは存在します。
例えば「ブログ 作り方 本」などは検索ボリュームが月間約40回と非常に少ないです。
その分競合サイトも個人で運営しているようなブログが増えるため、ビックキーワードに比べれば弱くなります。

このように競合が弱いキーワードを狙っていくことがコツになります。
⑤狙うキーワードは原則1記事1キーワードが良い

初心者の方で特に多いのは、1つの記事にたくさんのキーワードを詰め込んでしまうことです。
例えばですが、
【初心者におすすめ】ブログの作り方・書き方・始め方・テーマをまとめて解説!
上記のようなタイトルを記事にした場合、検索エンジンに表示されづらくなります。
ブログやWebサイトの大事なルールとして、原則、1記事1キーワード(ワンポストワンメッセージ)というルールがあります。
つまり、タイトルとコンテンツの内容が一致させることが大切であり、無理に1つにしないということです。
タイトルとコンテンツの中身に相違性があると、読者の離脱に繋がり、検索エンジンにおける順位の低下に繋がります。
ただし、作り方と始め方は類義語と予測されるため、タイトルに入れても問題ない内容となり、書き方やテーマと、始め方・作り方とは意味が異なってくるため、別記事で用意した方が良いと予想されます。

2022年9月のGoogleコアアップデートでは検索ニーズと記事の関連性がより求められるようになりました。
SEO ブログキーワード選定5つの方法

ではキーワードについて理解が深まったとことで、キーワードの選定方法について解説していきます。
- サジェストキーワードから選定
- 関連キーワードから選定
- サイトの流入キーワードから選定
- ツールを使用して選定
- 他の記事を参考にする

こちらを1つずつ解説していきますね。
①サジェストキーワードから選定

サジェストキーワードとは、Googleなどの検索エンジンの検索窓に単語や文字を入力すると自動的に表示される、検索候補のことです。
入力した単語や文字から、何を検索しようとしているかを予測して表示されるものであり、ユーザーの嗜好や過去の検索履歴などを考慮して表示されます。

注意点として、自分の嗜好や過去の検索履歴を考慮して表示されるため、キーワードを選定するには事前にシークレットモードにしてから検索する必要があります。
覚えておきたいシークレットモードとは

シークレットモードとは、Google Chromeのブラウザモードの一種で、閲覧履歴やcookie(ログインが必要なサイトのログイン情報を一定期間保持するもの)などの情報がブラウザに保存されない機能です。

つまり、検索履歴などの影響がないクリーンな状態でキーワードを検索できるため、より正確な検索キーワードを見つけることができます。
- 閲覧履歴
- Cookie とサイトデータ
- フォームに入力した情報

ぜひ使ってみてください!
②関連キーワードから選定

関連キーワードとは、検索されたキーワードに関連するキーワードのことです。
Googleの検索結果の中部や下部に表示されます。 ユーザーがキーワードを検索して、求めていた答えが出なかった場合、関連キーワードをクリックする可能性があります。

関連キーワードにお宝キーワードが眠っていることがあります。意外と使っていない人も多いので試してみると良いですよ!
③サイトの流入キーワードから選定

自分が運営しているサイトからキーワードを選定するのも手です。
Googleサーチコンソール(Google Search Console)を使用することで、自分のサイトにどんなキーワードで流入しているのか把握することができます。

Googleサーチコンソールについて解説していきますね!
Googleサーチコンソール(Google Search Console)について

Googleサーチコンソール(Google Search Console)とは、その名の通り、Googleが提供しているインターネット検索分析ツールです。Google検索のキーワードの表示回数・順位の推移、サイトの問題点などを分析してくれます。
Googleサーチコンソールに自サイトを登録することで、このような画面が表示されます。


自分のサイトがどのキーワードで、検索があるのかを上記のように確認することができます。
④ツールを使用して選定

ツールを使用してキーワードを探すことができます。
この記事では特におすすめできるツールを3つ紹介していきます。
- ラッコキーワード
- Googleキーワードプランナー
- Ubersuggest(ウーバーサジェスト)

では紹介していきますね!
ラッコキーワード

ラッコキーワードとは無料で利用できるキーワードリサーチツールです。

無料で使用するなら間違いなく、ラッコキーワードが優秀ですね!


上記のようにたくさんのキーワードを見つけることができます!
他のものは検索回数に制限があったり、有料なものが多いので、万人におすすめすることができます。

簡単に登録できますので、一度試してみると良いでしょう!
Googleキーワードプランナー

GoogleキーワードプランナーはGoogleが用意しているツールであり、本来はGoogleが提供しているリスティング広告の利用者のために用意されたものです。
現在はリスティング広告を行う方しか使えないようになっています。

リスティング広告に登録することで無料で使うことができます。

ツール自体はとても優秀なので、おすすめできますよ!
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)

Ubersuggest(ウーバーサジェスト)とは、検索キーワードのボリュームや、広告配信時の平均クリック単価を確認することができます。
ただし、1日3回までしか無料で検索することができず、本格的な運用は有料となります。

かなり優秀ですが、その分、そこそこの金額がかかりますので、財布と相談して決めると良いですね!
⑤他の記事を参考にする
他のブログで、あなたと同じジャンルについて書いているブログが多くあります。
そのブログがどのキーワードで狙って書いていて、集客しているのかを参考にすることが大切です。
自分と同じくらいのレベルのブログで上位に表示されていれば、十分に上位を狙うことが可能です。

他のブログを効果的に探すなら、「みんなのブログランキング」を利用すると簡単に見つけることができます!よかったら使ってみてください!
また、自分が書きたいと思っている検索キーワードを実際に調べてみて、競合を調査することも大切です。
1位に表示されている記事には1位で表示されるだけの理由があり、どのようなコンテンツを書いているのか、キーワードとコンテンツの構成を参考にすることが大切です。
どのキーワードから狙った方が良いの?

「キーワード選定についてのやり方は分かったけど、結局何から記事を書いたらいいの?」
このように思っている方もいるのではないでしょうか。
結論から伝えると、スモールキーワードから記事を書いていくことをおすすめします。
先ほどを例に出した「ブログ 作り方 本」は検索ボリュームは40/月と少ないですが、訪問者のCVR(コンバージョン率)の高さが特徴として挙げられます。
つまり「ブログ 作り方 本」と検索する人は本が欲しくて仕方がない人が検索するので、1位に表示させることができれば、購入に至る確率が高いことが最大のメリットです。
逆に「ブログ ランキング」と検索する人は純粋に人気なブログを探している人であり、自分が成約したいものに直結しない恐れがあります。
この本質が理解できなければ、ブログを書く意味はないと言っても過言ではありません。

キーワードに具体性が高まるほど、購入に至ることが多いです。

検索ボリュームが少ないからと言って、軽視すると大きく収入の差が開くことは間違いありません。
ビックキーワードの狙い方とは

「逆にビックキーワードを狙うためにはどうすれば良いの?」
そんな方は、まずは気にせずにスモールキーワードから狙い、たくさんの記事を投稿していきましょう。
やがて、Googleサーチコンソールにビックキーワードが表示されるようになってきます。その時に単体キーワードを狙った記事を書いても遅くはありません。

質は量からでしか生まれません。コツコツとやっていきましょうね。
ブログキーワード選定まとめ

いかがしたか?
SEOブログキーワード選定の基礎的な内容から実際の手順まで解説してきました。
キーワードを選定することができましたか?
キーワードを選定するためには、下記の5つがおすすめですので、ぜひ使用してみてください。
- サジェストキーワードから選定
- 関連キーワードから選定
- サイトの流入キーワードから選定
- ツールを使用して選定
- 他の記事を参考にする
ツイッターからトレンドキーワードを見つける方法もありますが、それがGoogleで検索されるキーワードかどうかは、若干運頼みなところもあり、初心者には難易度が高いと思っております。
トレンドキーワードは、ドメインパワーも必要になるためブログ運営に慣れてから挑戦しましょう!

検索エンジンの予測変換や関連キーワードは検索の解答が表示されているようなものなので、拘りがなければ、そちらを参考にすると良いですね。

私はラッコキーワードやキーワードプランナー、ウーバーサジェストなどのツールを使って見つけていますよ!ぜひ使ってみてください。